リカ・コーエン女史 来日のお知らせ

2006年5月20日~6月4日
集中ワークショップ と プライヴェート・レッスン


今年も去年と同様にリカ・コーエンさんをお招きしてワークショップを行うことになりました。リカ・コーエンさんは以下の経歴でわかるように、F.M.ア レクサンダー自身のワークのファンダメンタルな香りを残す、今では数少ない教師の一人です。私としては、この機会に日本のアレクサンダー教師および教師を 目指している人の更なる技術の向上のための「集中ワーク」を企画したいと考えております。残った時間の中で一般の方々にも参加を呼びかけます。

来日は5月27日から6月5日まで、東京5月20日(土)~22日(月)、京都5月24日(火)~31日(水)、大分6月2日(金)~4日(日)のワーク ショップを、原則としてプライヴェートレッスンとセットで受けていただくよう計画しています。つきましてはその事前調査としてご参加のご意向があるかどう かを伺いたいのです。参加しようと思われる方は、下記までお知らせください。優先的に参加いただけるよう考慮いたします。どうかこの機会にご参加ください!

日本アレクサンダー・テクニーク研究会 代表
谷村英司


Biography of Ms. Rivka Cohen
リカ・コーエン女史の履歴

彼女は、イスラエルで2年間モーシェ・フェルデンクライスから学んだのち、ロンドン・モダンダンス学校でシグード・レダーから3年間のトレイニング・コー スを修了して、ダンスの資格を1960年に得る。その一方で1957年にロンドンでアレクサンダーテクニーク(AT)をチャールズ・ニールから学び始め た。チャールズ・ニールの死後、1961年にAT教師の資格を得ながら、ATの研鑽をアシュレイ・プレイスでパトリック・マクドナルドと共に続けた。

彼女はさらにロンドンにおいてアレクサンダーの直弟子だった人たちである、ピーター・スコット、ウォルター・キャリントン、バーロウ夫妻、ビル・ウィリアムズ、マーガレット・ゴルディ、エリック・デピエール、そしてアイリーン・タスカーらと共にSTATのメンバーとしてATの研修を続ける。

1962年からエルサレムとテルアビブでATの指導を始めると同時に、ボストンのフランク・ピアース・ジョーンズと共に学びながら1965年から1968年までカナダとアメリカでATを教えた。1969年以降、彼女はイスラエルで指導を続け、すでに数十人の教師を送り出している [ハイファ・スクール・オブ・アレクサンダー・テクニーク] を1980年に開設した。

彼女はすべての国際アレクサンダーテクニーク・コングレスに積極的に参画し、1996年にはシモエル&オーラ・ネルケン夫妻と共に、エルサレムでの第5回 国際ATコングレスを監修した。現在はセミナーやマスター・クラス、AT教師へのワークショップなどを、イスラエル、アメリカ、そしてカナダ、ドイツ、デ ンマークなどで頻繁におこなっている。